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片桐ヒマボタン爆誕

こんにちは。DMM近未来工作部(非公認)のコーイチです。

さて、この1月に弊社の代表が交代したことをご存知でしょうか?
新社長は片桐といいます。

その片桐の秘書曰く「暇なときには暇と貼っておくので気軽に雑談しに来てください」。

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とはいえ、オフィスは複数のフロアに分かれていることもあり、
紙では何時社長が暇なのかが伝わりきれません。

というわけで!!! 社長に暇であることをアピールしてもらうボタンを作りました。

片桐ヒマボタンの誕生です。

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ボタンを押すとBotやWeb Pushから「社長が暇だ」と通知が来るだけのボタンです。

主に4名で作成しました。 以下がぞれぞれの役目です。

  • 社長へのプレゼン (白虎課長)
  • ボタン筐体作成 (ニャタモン)
  • ボタンハードウェア+ファームウェア実装 (金髪豚野郎)
  • ボタンクラウド実装 (コーイチ)

社長へのプレゼン

パワーポイントです。

エンジニア的にはあまり面白みはないので割愛します。
白虎課長が作成及びプレゼンを行ってくれました。

コメントを頂いております。

練りに練って、緊張して片桐さんプレゼンに臨んだけど、実時間2~3分。 でも、少しでも活動の役に立てたならそれで本望です……

ボタン筐体

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ニャタモン(f:id:dmmlabotech:20170124175807p:plain:w32)が豊富なコネを使って材料を調達、カッティングしてくれました。

片桐なだけに「桐」製ではなく、シナ合板で作られているそうです。
レーザーカッターで切り出し、彫刻したものを組み上げています。

ボタンは社長向けということでおごりました。でかいです。

やはり、コメントを頂いております。

社長にも合うような「エグゼクティブ」な筐体を目指しました!

箱から出る充電用の穴がちょっと不格好ですが・・・

レーザーカッター便利だな〜

ボタンハードウェア+ファームウェア

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(一部の界隈の)みんな大好きESP8266です。

金髪豚野郎(自称)がブレッドボード上でプロトタイピングしたあと、はんだ付けしたそうです。

しつこく、コメントを頂いております。

ハードウェア

なんとなくプロトタイピングして動いたので、なんとなくユニバーサル基板に実装しました。 はんだ付けスキルが低すぎてダメダメです。 テスターの導通機能が便利すぎて鼻水が止まりませんでした。

ファームウェア

余計なことにこだわったら、大事なことが疎かになって結果微妙になりました。 実装するだけして、使ってない機能があります。 かなしい。

組込み

外装への組み込み方を全く考えていなかったので、とても大変でした。 コミュニケーション大事! 設計大事!

今後の参考にいたします。

ボタンクラウド

この記事を書いている私が作りました。

以前、Azureが好きと書いた(記憶がある)通り、Mirosoft Azureに載っています。

主に以下のサービスを使用して、いわゆるサーバーレスっぽい感じにしてみました。

サーバーレス? は完全にパズルですね。そう考えると、特にFunctionsのI/Oは非常に汚いパズルを組み立ててしまいました。

まぁ、経験値を貯めた、として良しとします。

ボタンが押されたときの通知は以下のようなフローで動作します。

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欲張って色んな通知先を選択できるようにした結果、動作確認時の自分のマシンが悲惨でした。 通知音とポップアップでひどい有様でした。

Bot Service(Bot Framework)はLINEに未対応なのが日本ではやや残念ですが、 各サービス(Bot Serviceではチャンネルと呼ぶ)固有のAPIを意識せずにBotを作成できるのがとても便利です。

お試しあれ。

なお、2017年1月現在では、C#を選択してもNodeのソリューションファイルが作成されるほどのプレビューっぷりであったことを報告しておきます。

最後に

早速社長がFBに載せてくださってました。

お渡ししてから早一日、未だ通知はきません。

近未来工作部の明日はどっちだ!?