片桐ヒマボタン爆誕
こんにちは。DMM近未来工作部(非公認)のコーイチです。
さて、この1月に弊社の代表が交代したことをご存知でしょうか?
新社長は片桐といいます。
その片桐の秘書曰く「暇なときには暇と貼っておくので気軽に雑談しに来てください」。
とはいえ、オフィスは複数のフロアに分かれていることもあり、
紙では何時社長が暇なのかが伝わりきれません。
というわけで!!! 社長に暇であることをアピールしてもらうボタンを作りました。
片桐ヒマボタンの誕生です。
ボタンを押すとBotやWeb Pushから「社長が暇だ」と通知が来るだけのボタンです。
主に4名で作成しました。 以下がぞれぞれの役目です。
- 社長へのプレゼン (白虎課長)
- ボタン筐体作成 (ニャタモン)
- ボタンハードウェア+ファームウェア実装 (金髪豚野郎)
- ボタンクラウド実装 (コーイチ)
社長へのプレゼン
パワーポイントです。
エンジニア的にはあまり面白みはないので割愛します。
白虎課長が作成及びプレゼンを行ってくれました。
コメントを頂いております。
練りに練って、緊張して片桐さんプレゼンに臨んだけど、実時間2~3分。 でも、少しでも活動の役に立てたならそれで本望です……
ボタン筐体
ニャタモン()が豊富なコネを使って材料を調達、カッティングしてくれました。
片桐なだけに「桐」製ではなく、シナ合板で作られているそうです。
レーザーカッターで切り出し、彫刻したものを組み上げています。
ボタンは社長向けということでおごりました。でかいです。
やはり、コメントを頂いております。
社長にも合うような「エグゼクティブ」な筐体を目指しました!
箱から出る充電用の穴がちょっと不格好ですが・・・
レーザーカッター便利だな〜
ボタンハードウェア+ファームウェア
(一部の界隈の)みんな大好きESP8266です。
金髪豚野郎(自称)がブレッドボード上でプロトタイピングしたあと、はんだ付けしたそうです。
しつこく、コメントを頂いております。
ハードウェア
なんとなくプロトタイピングして動いたので、なんとなくユニバーサル基板に実装しました。 はんだ付けスキルが低すぎてダメダメです。 テスターの導通機能が便利すぎて鼻水が止まりませんでした。
ファームウェア
余計なことにこだわったら、大事なことが疎かになって結果微妙になりました。 実装するだけして、使ってない機能があります。 かなしい。
組込み
外装への組み込み方を全く考えていなかったので、とても大変でした。 コミュニケーション大事! 設計大事!
今後の参考にいたします。
ボタンクラウド
この記事を書いている私が作りました。
以前、Azureが好きと書いた(記憶がある)通り、Mirosoft Azureに載っています。
主に以下のサービスを使用して、いわゆるサーバーレスっぽい感じにしてみました。
- IoT Hub
- Azure Functions
- Azure Bot Service
- Notification Hub は使わなかった(アプリを作るのが面倒で、、、)
サーバーレス? は完全にパズルですね。そう考えると、特にFunctionsのI/Oは非常に汚いパズルを組み立ててしまいました。
まぁ、経験値を貯めた、として良しとします。
ボタンが押されたときの通知は以下のようなフローで動作します。
欲張って色んな通知先を選択できるようにした結果、動作確認時の自分のマシンが悲惨でした。 通知音とポップアップでひどい有様でした。
Bot Service(Bot Framework)はLINEに未対応なのが日本ではやや残念ですが、 各サービス(Bot Serviceではチャンネルと呼ぶ)固有のAPIを意識せずにBotを作成できるのがとても便利です。
お試しあれ。
なお、2017年1月現在では、C#を選択してもNodeのソリューションファイルが作成されるほどのプレビューっぷりであったことを報告しておきます。
最後に
早速社長がFBに載せてくださってました。
お渡ししてから早一日、未だ通知はきません。
近未来工作部の明日はどっちだ!?